ようこそ白山百景へ

このサイトでは下界から眺める白山の姿、実際に白山の登山道を歩いてみる景色、さらには白山信仰の古からの歴史を紐解き、その心象風景をも広く公開してゆきます。

犀川下流域からの白山連峰

金沢市

 今回は犀川下流域の白山撮影ポイントを探ります。
白山は山の方に向かうほど前衛に邪魔されてその姿が見えなくなり、海の方に向かうと姿を表しますがその分距離は遠ざかってしまいます。
追いかければ隠れてしまうというなんとももどかしい御神様でありますね。

 これまで大野川河口のおおの大橋、浅野川下流域をみて来ましたが、果たして金沢のメイン河川であるもう一つの川犀川の下流域はどうなんでしょうか?
前回の若宮大橋からさらに河口へと進んでいき、金石海岸まで足を伸ばしてみます。

観音堂地区

Sony DSC-R1 ƒ/14.0  23.0 mm 1/125  160

 犀川下流域、観音堂町の外れです。
共同墓地のあたり。
犀川の土手にやや遮られていますが、白山連峰が見渡せます。


Sony DSC-R1 ƒ/16.0  41.7 mm 1/125  160

犀川を挟んだ対岸は西部緑地公園、グラウンドの照明灯が見えています。
土手は車の通行禁止で、歩行者か自転車なら進むことが可能です。


Sony DSC-R1 ƒ/5.6  71.5 mm 1/1000  160

白山の威容という点では少しバランスが悪いですかね?
左側に釣り合いを保つための何かが必要だと思います。
撮影場所としては、私有地で農地になるのであまりオススメは出来ないかもしれません。
ということで、地図はあえて掲載しません。

もう少し下流に進んでみましょう。


金石海岸

Sony DSC-R1 ƒ/5.0 14.3 mm 1/800 160

犀川の河口は金石の港になっていて、左岸は砂浜です。
ここのビーチを歩いて周り白山撮影ポイントを探りました。


金石海岸見晴台

実はこの海岸には見晴台という場所があり、そこからは立山連峰から白山連峰までが見渡せます。

ただし、ここは簡易グラウンドが閉鎖される冬季期間は入り込めなかったように記憶しています。
大きな駐車場の奥の方に見晴台があるのですが、駐車場が侵入禁止になっていたかも。
4月のはじめ頃から、11月の終わりまでであれば、条件さえ良ければ最高のパノラマビューが楽しめるはずです。


Date and Time (Modified) – 2017:08:26 15:56:33

これは2017年8月26日の撮影です。
冬場であっても徒歩で海側から回り込めば辿り着けるかもしれません。
更なる検証が必要な場所ですね。


google Map

さらに撮影スポットを探る

防波堤は立ち入り禁止!
特に冬場は危険なので入ってはいけませぬ!!
入り込んだところで、白山撮影ポイントにはなっておりません。


歩き回った末に見つけたこんもりとした小さな丘的な場所。
登ってみます。


Sony DSC-R1 ƒ/7.1  17.2 mm 1/400 160

ありゃ?
駐車場的な??w


Date and Time (Modified) – 2019:02:18 15:37:11

Sony DSC-R1 ƒ/6.3  53.9 mm 1/800 160

こんな感じです。
連峰の連なりが素晴らしいです。
白山の左側に加賀禅定道か北縦走路の山並みがみえていますね。

位置的には金石海岸というよりは金石港に入り込んでしまった感じです。
十分なスペースがあり、三脚を立てても迷惑をかけない好条件な場所です。
私は三脚は滅多に使いません。


Sony DSC-R1 ƒ/7.1  71.5 mm 1/800  160

前景に船とかが入り込んでくれれば絵になりそうですね。
良いアングルだと思います。


google Map

実際の撮影場所は波除地蔵尊から西より、河口の方に進んだ地点です。
地蔵尊を目印にすると良いでしょう。

金石港からの白山連峰

Sony DSC-R1 ƒ/8.0  31.3 mm 1/400  160

もう少し金石港の方に進んでみます。
少しずつ見え方が変化してゆきますが、道幅が狭く車通りも多いので撮影には不向きな場所ですね。
ここはお勧めできません。

Sony DSC-R1 ƒ/10.0  57.4 mm 1/400  160

ほんの少し近づいただけなのに、白山は前衛に隠れて来て手前の建物とかが大きく映り込んできます。
難しいですね。
やはり、地図を掲載したところが見え方も良いし、三脚を立てても他人に迷惑をかけることもない、撮影スポットとしてはお勧めです。

あとは見晴台ですね。
2月くらいにあそこまで入り込めれば絶景にありつけると思います。
おそらく駐車場が閉鎖されていると思われるので、どこか安全な場所に車を置いて歩く必要があります。
いずれリベンジして掲載したいと思います。
来年以降ですかね??

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