
火燈山の名前の由来
火燈山(ひとぼしやま)というと、石川県と福井県の県境にある、富士写ヶ岳付近の山を指すことが多いと思われますが、今回のは小松市と白山市鳥越地区との境にある小松火燈山です。
両方の山とも火燈しといわれるごとく、狼煙を炊いて合図を送った山として知られています。
小松火燈山の場合は小松城主・丹羽長重と鈴木出羽守の戦いで狼煙で合図を送った山と言われていますね。
別称として相図ヶ岳という呼び名もあるようですが、いかにも狼煙を焚いた山という感じです。
火燈山への登山道は整備されていない
火燈山への小松からのルートは、序盤は三坂峠への旧道(廃道)を進み、峠からは尾根沿いの獣道を登り、鳥越三坂町から山頂への一本筋の尾根道へと合流します。
以前は赤布とかで目印をつけてあることもありましたが、現在はなんの手がかりもありません。
上りは高い方を目指してゆけば山頂に辿り着けるかもしれませんが、下りは非常に道迷いしやすい低山でも侮れない山です。
山そのものが私有地のため、地権者の承諾なしに登山ルートの整備とかもできる状況ではありませんし、鳥越地区からも、登ることを奨励していないようです。
白山市立鳥越一向一揆歴史館のインスタより
ikko_ikki1488•火燈山(ひとぼしやま)
火燈山(ひとぼしやま)は、白山市三坂町にある山で、かつて小松城主・丹羽長重と鈴木出羽守の戦いでのろしを上げて合図を送ったと伝えられます。
向かいの三坂峠城跡は、当初関所として設けられたと考えられますが、戦が激しくなるにつれ砦としても強化された痕跡が残っています。
この三坂峠城からは鳥越城がよく見えるそうです✨そして火燈山からは、なんと白山の姿も見えたらしいです⛰️
植林がなかった時代、どんな風に白山が見えていたのでしょうか。
想像するだけで、ロマンですね〜✨※三坂峠城・火燈山は私有地です。どうぞ、ふもとからその歴史と風景をお楽しみください。
ikko_ikki1488•火燈山(ひとぼしやま)
地元の公式見解はこのようになっています。
この山に入り込んでほしくないというのが本音のようですね。
ということなので、この山に関してはGPSデータ等は当方では非公開とします。
いつの日にか、地権者の了承が得られて安全な登山ルートが整備されることを願っております。
火燈山に続く道
序盤は杉林をジグザグに登ります

旧道はもはやどこが道なのかわからないくらい不明瞭です。
序盤はジグザグに斜面をトラバースしながら登ってゆきます。

しばらく登ると火燈山山頂が見えてきます。

この辺りはいかにも旧道の跡という感じがします。
三坂峠跡地

この辺りが三坂峠の跡地のようです。
火燈山に登るためには峠から道なき獣道を尾根沿いに進みます。
登山ルートは整備されていません。
尾根沿いの獣道を登る

登山ルートは存在しません。
尾根沿いの獣道を進みます。
残雪があっても人間の踏み跡はなく、獣たちの足跡だけが現れたり、消えたりしていました。
メインの尾根筋に合流

獣道は三回ほど尾根の登りと鞍部への下りを繰り返してやがて明るいメインの尾根筋と合流します。

メインの尾根筋に乗ると奥獅子吼山方面への視界が開けてきます。
メインの尾根をしばらく登っていくと正面に火燈山が姿を表します。
山頂直下には人が往復したような踏み跡が道のようになっていました。
火燈山山頂

小松火燈山
標高481mです。
火燈山からの白山連邦

これが小松火燈山からの白山連峰です。

白山とその前衛が見事に一望できます。

吉野谷地区と鳥越地区が見渡せます。

こちらは大笠山と笈ヶ岳(おいずるがたけ)

笈ヶ岳にズームイン!
その手前は松尾山。
セイモアスキー場ですね。

白山にズームイン!

加賀禅定道、奥長倉山から美女坂あたりでしょうか?

この頃の百四丈ヶ滝すごいことになってるんでしょうね。
過去の写真から

こちらは2017年1月6日の写真です。

なかなかに見事な眺めです。

ここは白山の展望台としては超一級です!


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