パーク獅子吼からの登山道

奥獅子吼山は峠の登山口から取り付けば最も容易に白山遥拝が叶う山ですが、下界からもアクセス路が整備されています。
登山口としてはパーク獅子吼からと、林業試験場樹木公園からの二箇所があります。
今回はパーク獅子吼から登る道と、犀鶴林道の峠からの二つルートをご案内します。
二つのルートといっても別々の道ではなく、パーク獅子吼からのルートが峠の登山口を通過するので基本的には同じ道ですね。
下界から登るか、楽して途中から合流するかという違いです・
パーク獅子吼登山口

ゴンドラの山麓駅を山の方に進んだところに奥獅子吼山登山口の案内板があります。
さらに順路に沿って進んでゆけば登山道に入ります。
序盤は湿った杉林を進みます

序盤は杉林の中をジグザグに登り標高を上げてゆきます。
全体の中でこの辺りが最も斜度がきついのでゆっくり進むのがコツです。
ここさえ登ってしまえばあとは極楽ハイキング道なので無理する必要は全くありません。
休みながらいきましょう。
月惜小屋で縦走路に合流

ここまで登れば急登は終了です。
時間にして、ゆっくり登って1時間という所でしょうか?
あとは快適な山道が続きます。
後高山(しりたかやま)から奥獅子吼山の縦走路は軽いアップダウンの水平路

この区間の道の様子。
写真は帰り道です。

軽いアップダウンの快適な水平道を進むと林道犀鶴線の舗装路と交差します。
この地点が林道からの登山口です。
犀鶴線林道からの登山口
林道の峠に20台前後の駐車スペース

5月連休あたりだとたくさんの車が止まっています。
ほとんどの登山者はここからスタートするようです。
ここからであれば、年長者もお子様も不安なく歩けると思います。
ただ、春先だと積雪のためにここまで登って来れない可能性もあります。
奥獅子吼山カタクリロード

登山道はこのような感じでほぼ水平道が続きます。

徐々に片栗の花が姿を現します。

登山道の両脇に片栗の花が咲いています。

素晴らしい道です!w

カタクリと新緑、春を満喫といった感じの道ですね。
登山道途中に白山のビューポイント

途中で一箇所白山連峰が見渡せる場所があります。
すでに取り壊された小屋かなんかの跡地付近。
山頂への最後の登りに差し掛かる少し手前の地点です。
奥獅子吼山山頂

峠の登山口から山頂までは約1時間くらいで到着します。
奥獅子吼山山頂はかなりの広さがあり100人くらい登山者が来ても大丈夫です。

奥獅子吼山山頂 標高928m 360度の大パノラマをお楽しみください!w
奥獅子吼山山頂からの白山連峰

これが奥獅子吼山からの白山連峰です。
過去に4〜5回登りましたが霞んで薄ぼんやりとしか見えなかったことが多いですね。
こちらは2014年4月14日の撮影です。
さすがにこの時は半分以上残雪歩きでした。
カタクリを楽しむのであれば連休あたりでしょうか?
桜が3月中に満開になった年は連休だと遅いかも知れません。
山頂からのパノラマ写真
画像をクリックすると別ウインドウに拡大表示できます。
こちらは山頂から降った地点のビューポイントから。
ここまで2014年の写真です。
なかなか良いですね。
カタクリ目当てなら5月連休付近、白山遥拝目当てなら3月の終わりか4月前半という感じでしょうか?
雪が溶ければ初心者にも最適な山ですが、積雪期や残雪になるとそれなりの装備が必要なので山を知ってる人と一緒じゃないと危険かも知れないですね。
奥獅子吼山で見つけた花々











奥獅子吼山MAP
コースタイム
パーク獅子吼P8:00集合-登山口8:15-月惜小屋9:15-犀鶴林道10:10-分岐10:40-奥獅子吼山山頂11:35~12:33(昼食)
-犀鶴林道13:35- 月惜小屋14:25-パーク獅子吼P15:30
奥獅子吼山データ

山行データの時間/速度がコースタイムとずれています。
実測とは違うデータのようですが、時間以外はほぼ信頼できます。
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