白山本宮禊場 なんじゃもんじゃの木の案内板

参集殿の前にこのような案内板があります。
私自身ここから先に進むのは今回が初めてでした。

参集殿の右手の道は南参道です。
禊場へは参道ではなく参集殿の建物に沿って奥へと進みます。
鳥居が見えているところがそうです。
白山本宮 禊場

白山本宮禊場の立て札。
忌不浄と書かれております。
禊場の金属製の鳥居

忌不浄の結界は金属製の鳥居で仕切られていました。

こちらの鳥居にも扁額は掲げられておりません。

数段の石段を登って進みます。

さらに3段の石段を進みます。
徐々に清浄さが澄まされていくように感じられます。
禊場の清浄泉

ここが禊場でございます。

禊場の清らかな水ですので無断で入らないでください。
また、見学の際、お子様方には、十分ご注意願います。
(水深約75cm)

上の岩場の方から浄水が一筋の滝のように流れてきています。

禊のご様子は白山比咩神社のHPに写真と案内がが掲載されています。
心身を清める 禊
禊という言葉は「水そそぎ」から来ています。
神聖な水場での「斎戒沐浴」によって心身の不浄を洗い流し、
清い状態を保つことは、神社の営みにとって大切な儀式です。
川や地下水として大地を潤す白山の雪解け水は、
目に見える「汚れ」にとどまらず、
目に見えない「穢れ」までも浄化してくれます。日本書紀によれば、白山比咩神社の祭神である菊理媛尊は、黄泉の国で伊弉諾尊と伊弉冉尊が言い争っていた際に現れて、何らかの助言をされたそうです。それに従った伊弉諾尊は川の水で禊を行い、そこから新しい神々が次々に生まれていったと伝わります。
水の霊力を司る菊理媛尊は心身の汚れと穢れを祓う禊の効果をよくご存知だったのでしょう。当社では菊理媛尊の霊験あらたかな白山の水で禊を行っており、さらにその機会を広く一般の方々にもご提供しています。
https://www.shirayama.or.jp/misogi/
なんじゃもんじゃの木

禊場の右手になんじゃもんじゃの木が植えられています。
5月の中頃に白い花を咲かせます。

右に進むと石段があり禊社の方へと登ってゆけます。
なんじゃもんじゃの木の案内板

なんじゃもんじゃの木
(学名ひとつばたご)
この木は長崎県対馬及び岐阜県瑞浪市に自生している木で、春には、白く可愛らしい花を咲かせます。
平成四年に鶴来町部入道在住の太田静夫氏より奉納された木です。
なんじゃもんじゃの花

これがなんじゃもんじゃの花です。
狙って撮りに行ったわけではなく、たまたま訪れた時が花の満開時期でした。

ヒトツバタゴ(一つ葉タゴ・一つ葉たご、Chionanthus retusus)とはモクセイ科ヒトツバタゴ属の一種。同じモクセイ科のトネリコ(別名「タゴ」)に似ており、トネリコが複葉であるのに対し、本種は小葉を持たない単葉であることから「一つ葉タゴ」の和名がある。
なお、別名はナンジャモンジャ、ナンジャモンジャノキであるが、「ナンジャモンジャ」と名付けられる植物の樹種には、ヒトツバタゴのほかにクスノキ(樟)、ニレ(楡)、イヌザクラ(犬桜)、ボダイジュ(菩提樹)などがあり注意を要する。中国名は、流蘇樹(別名:炭栗樹)。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ヒトツバタゴ

禊場上部に出ました。
上部には立派な屋根に覆われており、清浄水を保護しているように思われます。
さらにその背後に禊社が控えております。
禊社

こちらが禊場の上部のさらに奥の禊社です。
ChatGPTによる解説

白山比咩神社の**禊場(みそぎば)**は、神社の中でも特に「水による浄化」を体験するための神聖な場所です。白山信仰の根幹である「白山の清らかな水」と深く結びついており、単なる滝や水場ではなく、神前に立つ前に心身を清めるための神道の修行の場として整備されています。
禊とは何か
「禊(みそぎ)」とは、神道において水によって罪や穢れ(けがれ)を祓い、本来の清らかな姿に立ち返るための神事です。
古代には神前へ出る前に川や海で身を清めることが一般的でしたが、その名残が現在の神社の「手水」です。つまり、私たちが参拝前に手や口を清める手水は、本来の禊を簡略化したものなのです。

白山比咩神社の禊場の特徴
この禊場は平成18年(2006年)に整備され、白山から流れる伏流水を利用した滝が設けられています。
白山の雪解け水は古くから霊水と考えられ、
- 身体の汚れ
- 心の迷い
- 目に見えない穢れ
を洗い流す神聖な水とされています。
白山信仰では、白山そのものが神体山であり、その山から湧き出る水にも神の力が宿ると考えられてきました。そのため、この禊場の水は単なる地下水ではなく、「白山大神の恵み」として受け止められています。

菊理媛尊との関係
白山比咩神社の主祭神は、菊理媛尊です。
『日本書紀』では、
- 黄泉の国で争う伊弉諾尊と伊弉冉尊の仲を取り持ち、
- その後、伊弉諾尊が川で禊を行った
という神話が語られています。
この禊によって多くの神々が誕生したとされるため、「禊」は神道における最も重要な浄化儀礼の一つとなりました。白山比咩神社では、菊理媛尊は水の霊力を司る神として、この禊の御神徳と深く結び付けられています。
禊場の隣に鎮座する住吉社

禊場のすぐ横には境内末社の住吉社があります。
住吉社には、
- 底筒男命
- 中筒男命
- 表筒男命
の三柱が祀られています。

これらの神々は、伊弉諾尊が禊を行った際に生まれた神々であり、「禊祓いの神」として崇敬されています。そのため、禊場のそばに住吉社があるのは神話とのつながりを象徴する大変意味深い配置です。
一般の参拝者も禊を体験できる
白山比咩神社では神職の指導のもと、本格的な禊を体験できます。
神社主催の「みそぎ研修会」は通常、年4回(3月・6月・9月・12月)開催されるほか、観光向けの禊体験も行われています。参加者は祝詞奏上や呼吸法などを行った後、白山の伏流水を浴びて心身を清めます。

境内を歩く際の見どころ
禊場は本殿とは少し離れた静かな場所にあり、周囲を木々に囲まれています。
近くには
- 表参道の琵琶滝
- 禊場
- 住吉社
という「水」に関わる聖地がまとまって配置されており、境内全体が「水によって浄められる神域」として構成されていることが感じられます。
白山比咩神社の禊場は、単なる修行施設ではなく、**「白山の霊水」「菊理媛尊」「伊弉諾尊の禊神話」「住吉三神の誕生」**という神道の浄化思想が一つの場所に凝縮された、全国でも特色ある禊の聖地です。
なるほど、白山比咩神社は禊の聖地なのですね。

禊場、禊社を一周すると最初の鳥居のところに戻ってきます。



コメント